本編でマリアンが誘拐されますが、ウッドロウ誘拐しちゃえよ☆みたいなノリで
しかし! な ぜ か シリアスになってしまったので…

日記のやつに加筆・修正をしてますので、気になる人だけご覧ください







かなり長くなりますよ?













ときどきギャグ混じってます













空気の読めないギャグです













不自然な終わりですけど…













いいんですね?













ではどうぞ
















『ヒューゴの陰謀』


「ウッドロウ!」



フードを被り仮面を付けていたヒューゴの腕に抱かれていたのは最愛の人・ウッドロウだった。


「急ぐのだリオン。我らには悠長にお喋りをしてる暇はないのだよ」

「くっ!貴様ぁ!!」

「早くしろ。でないと、ウッドロウ陛下がお前には会いたくなくなるほどに……」

「黙れ!手を出したら許さな……!」


まさか…ウッドロウが気絶しているのは……!


「安心しろ、まだ何もしていない。まだ、な」

「くそ!」


屋敷を飛び出し城下へと向った。


「一刻も早く頼むぞ、リオン。我が息子よ」



「………飛行竜は城だったな……」

「坊ちゃん…行くんですか?」

「仕方がないだろう…行かなければ、ウッドロウは……」

「僕はいつでも坊ちゃんのお傍にいますから。ずっと味方ですから」

「……ありがとう、シャル……城へ行こう……」


城へと駆け出した。心のどこかで、陽のあたる場所には、もう戻れない…そんな予感が胸をよぎった。

飛行竜の制御室の前には、つい最近任務を共にし、隊長に相応しいと自分が推した人物。


「そこを通してくれ…」

「いくらあんたでも、ここを通すわけには行かない」

「…………」


向ってくる兵士を斬る。せめて、苦しまないように……。


「………………すまない……」


「飛行竜を盗ってきたぞ!これで…」


ウッドロウを解放しろ。その言葉はヒューゴの次の言葉により遮られる。


「では次の任務と行こうか?次は…」

「まだ僕に何かさせるつもりなのか?!いい加減に…」

「おや?そんな事を言っていいのか?」


ヒューゴの手は未だ眠りから覚めないウッドロウへと伸ばされる。


「陛下が私の手の内にあるということを忘れたのか?それとも!…私のモノにしても良いと?」


「……ぅ………んん……」


ウッドロウから零れる吐息。それはヒューゴの加虐心を煽るには十分なようで。


「ほお、これはそそられる…な」


見せ付けるように、こちらの様子を窺いながら触れる。このままではウッドロウは……!


「っ!!何だ?!何をすればいい!!」


半ば自棄になって次の要求を待つ。


「ふっふっふ、そうだ、それでいい」


余裕に満ちた顔が余計に癪に障る。


「次は神の眼への通路の確保だ」

「通路を、確保すればいいんだな……」


神の眼を封印した施設へと向う。


「坊ちゃん、ディムロスたちに連絡しましょう」

「だめだ、マスターがいないんだ。来るのを待っていたらウッドロウは殺されてしまう……
 せめてウッドロウが起きていてくれたら、逃がすことぐらいできたかもしれないのに…」

「薬でも嗅がされたんでしょうね…警戒が鋭いウッドロウさんが起きないんですから…」

「しばらくは目覚めない可能性が高いな」

「今日中は無理かもしれないですね」

「せめてウッドロウだけでも逃がしてやらないと…」

「何か勝機があるはずです!諦めないでくださいね、坊ちゃん!!」

「ああ。絶対に助ける!」


ウッドロウだけでも、必ず。


神殿内へと入っていく。

神の眼へと続く通路は入り組んでおり、警備用なのかモンスターも出現する。

飛び掛るモンスターを蹴散らしながら奥へ、下へと下りていく。

最深部の神の眼へと到達すると、何かが現れる。

今までのモンスターとは比べようもない程の殺気。

侵入してきた僕を敵だと見なしたらしい。

神の眼封印に携わっていたヒューゴはこの存在を知っていたのだろう。

だから僕をここへと送ったんだ。

未知数な相手と戦うことは初めてではないが、脳内で警鐘が鳴り響く。こいつは危険だと。

しかし、引き返すことは不可能。ウッドロウの命が失われる可能性がある。

自分の命か、彼の命。取るのはもちろん、彼の命だ。


「…こちらリオン。神の眼まで通路を確保した」


なんとか守護者を倒し、ヒューゴへと連絡を入れる。


「ごくろう」


戻ってこいとの指令。

自分たちが必死に追い求め、やっとの思いで取り返した物を、まさか、自分が盗み出すことになるとは……。


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