神の眼を巡る旅の途中。
俺、スタン・エルロンは誕生日を迎え20歳になった。
折角だからとセインガルドのリオンの家によってお祝いをすることに。
『俺、おめでとう』
リオンの家(ヒューゴ邸だけど)に荷物を置いて、お祝いの分担をした。
まず飾り付けや食器などのセッティングに、ルーティ、フィリア、チェルシー。
夕御飯の買出しは、俺、リオン、コングマン、ジョニーさん。
作る担当は、ウッドロウさん、マリーさん。
調理場が狭くもないけど広くもないとリオン言われ二人だけ。
少数精鋭だ!とマリーさんは楽しげに言っていた。
あ、屋敷にいるメイドさんにはリオンが暇を出したんだ。
俺たちが騒ぐのにメイドさんに準備させるなんてだめだもんな。
マリアンさんは最後まで渋ってたけど折れたみたい。でもとても嬉しそうだった。
こんなにたくさんお友達ができたのね。なんて話してた。その時のリオンはおもしろいぐらいに顔が赤くて!
おっと、早く買い出しに行かなくちゃ!
必要な物の書かれたメモを持って俺達は街へ買い出しに出掛けた。
「えーっと、野菜買っただろ、果物買っただろ、後は……」
「飲み物だ」
「そうそう、お酒とジュース!」
「チェルシーは確かミルクだったよな」
「ああ」
「リオンは?」
「お前、僕を馬鹿にしてるのか?」
「違うよ!だってリオンはまだ未成年だろ?」
「僕は飲める!」
「じゃあ、お酒?」
「当たり前だ!!」
「そっか……じゃあお酒はジョニーさんとコングマンに任せよう。
どんなのがいいのかよくわかんないし」
「そうだな」
ということで二人に頼もうと思ったけど既に二人の姿はなかった……
「お酒コーナー何処だっけ?」
「向こうだ」
「よし、行こう!」
コーナーに着いてみればかなりの量のお酒を買い込んでた。
腕の中には大きな紙袋の中にボトルがごろごろ!
「うわぁ、沢山買いましたね」
「おお、スタン。お許しを頂いたんでな」
「許し?誰から?」
「ウッドロウだよ。今回だけ特別だってな」
「ウッドロウさんが!?」
特別だから沢山飲んでもいいってことかな。
あんまりお酒飲んだことないからなぁ。どれだけ飲めるかわかんないけど。
とにかく楽しみってことだけはわかる!
必要な物を買った俺達は足早に屋敷へ戻った。
「ただいまー」
自分の家じゃないけど(笑)
横でリオンがお前の家じゃない!って怒ってるけど気にしなーい、気にしない!
荷物を調理場へ運ばないと。
調理場ではエプロンを付けてウッドロウさんが待っていた。
ちなみに、マリーさんは普通のピンクのエプロンを付けてて、ウッドロウさんはウェイターが付けてるようなエプロンだ。
「皆おかえり」
「たっだいまー。へえ、ウッドロウ、お前さん似合うな」
「そうですか?ありがとうございます。ジョニーさん」
「あー!俺が言おうと思ったのに!!」
「うるさいぞ、スタン。荷物はここでいいのか?」
「ありがとう、ここでかまわないよ」
「酒はどうする?ここに置いといたら温くなっちまう」
「それなら、ワインセラーがある。案内しよう、こっちだ。おい、ジョニーも」
「はいはい、今行きますよー」
あわただしく三人がいなくなる。調理場には俺とウッドロウさんと二人だけ。
そうだ!ジョニーさん二先を越されちゃったけど、ちゃんと伝えなきゃ!
「ウッドロウさん」
「なんだい?スタン君」
「エプロン、とっても似合ってます!」
ウッドロウさんは少し照れくさそうに笑いながらありがとうと言ってくれた。
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スタウド始めました。
終わりは相変わらず考えてないのでどうなることやら…
っていうかタイトルをもっとちゃんと考えろって話ですよね
誰も祝ってくれないから自分で祝うみたいになってる(笑