『視線』

「!」
「?本が落ちたぞ。どうしたウッドロウ」
「ありがとう。いや、視線を感じたんだが…気のせいかな」

「今のは危なかったわね」

「ライフボトルとアップルグミと…」
「ホーリーボトルは残ってるかい?」
「3本しかなかったな。2本ほど買っておくか」
「ついでにフードサックも補充していこう」
「そうだな」
「!」
「どうした、また視線か?」
「ああ。…相手がわからないというのが余計に気味が悪いな」

「ギリギリでしたわ」

「まだ見られてる気がする…監視でもされてるのか?」
「イクティノスを人型にしたらどうだ」
「イクティノスを?」
「神経質そうだからな」
「確かに。イクティノス」
「経緯は知っている。俺に任せろ」
「頼む」
「…………」
「どうなんだ?」
「!そこだ!!」
「何だと!?」
「…ち、逃げられたか…」

「これは手強そうだね」


「今日はもう遅い、さっさと寝るぞ。明日に響く」
「そうだね…」
「気になるのか?」
「…ああ」
「なら…こうしてればいい」
「リオン…」
「これなら気にならないか?」
「…大丈夫だ…」
「それにこうしてると温かいしな」
「ふふ、そうだね。おやすみ」
「おやすみ、ウッドロウ」

「いい!いいわ!!明日まとめて売りさばいたらけっこうな額になるわね。
 まさか、誰かが傍にいるほうが売れるだなんて夢にも思わないでしょうね。
 あ、ウッドロウの寝顔写真1枚チェルシーにあげとこ〜」

「最近視線を感じなくなったよ。リオンのおかげだ、ありがとう」
「礼を言われるほどのことではない」

「照れてるな」
「照れてるね」



最後のはイクティノスとシャルティエです