『トレーニング』

ウ:少し出かけてくるよ
リ:ああ

リ:送ったのいいが、行き先が気になるな
シャ:イクティノスも持っていってるから危険なんでしょうか?
リ:悪い気もするがついていこう
シャ:どこにいったんでしょうね?
リ:危ない事に巻き込まれてないといいが…

シャ:あ、角曲がりましたよ
リ:ここを行くと闘技場だぞ
シャ:試合に出てるんでしょうか?
リ:わからん……ん?控え室か?
シャ:あ、コングマンと話してますよ!
リ:何でコングマンと…?
シャ:二人して出て行っちゃった…
リ:……しかし、コングマンなら大丈夫だ。フィリアにしか興味ないからな
シャ:それもそうですね。でも何でコングマンなんでしょうね?

シャ:何か出してますよ?マットですかね
リ:ウッドロウが座って……足開きすぎだ。僕以外の前で…!
シャ:坊ちゃん、自重してください。背中押してますね、柔軟体操ですよあれ
リ:それは見れば分かるが…いやらしく見えるのは僕の偏見か?
シャ:わからないでもないですね
ス:二人してこんな所で何してるんだ?しかもこそこそ
リ:!ス、スタン!!どうして此処に!?
ス:どうしてって、差し入れだよ
シャ:差し入れ?
ディ:ウッドロウがトレーニングをしに行くと言ってな。それでだ
シャ:ああ、お昼ご飯だ!
ディ:ウッドロウから聞いていないのか?
リ:………ああ
ス:あ、ウッドロウさん!
リ:!
ウ:スタン君どうして…
ス:差し入れです
ウ:それはありがとう
ディ:ウッドロウ
ウ:何かな、ディムロス君
ディ:リオンに此処に来る事は言っていなかったのか?
ウ:言っていないよ
シャ:どうして…!
ウ:だって
ス:だって?
ウ:リオンだったら言わなかったらついてくると思ったんだ
リ:………!
ウ:ふふ、予想通りだ
リ:ウッドロウ…!
ウ:え?え、どうしたんだい?
リ:これからは行き先を行ってから行け!心配するだろ!
ウ:…すまない。これからはちゃんと言うよ
リ:わかればいいんだ!
ス:よかったよかった
ディ:一件落着だな

ス:そういえばイクティノスとコングマンは?
ウ:さっきまでいたのに…あ、あそこだ

コ:どうしたらそんなにクールでいられるんだ?
イ:どう、と言われてもな…敢えて言うなら…常に落ち着きを持つ事だろうか
コ:落ち着きか…自分で言うのもなんだが、俺様には無い要素だな
イ:ウッドロウが精神を統一しやすい修行を知っていたはずだ。聞いてみるといい
コ:本当か!
イ:筋トレを付き合ってもらってるんだ、快く教えてくれるはずだ
コ:早速聞いてみるぜ!おーいウッドロウ!!

ウ:どうやらお呼ばれのようだ
ディ:スタンも教えてもらったらどうだ?
ス:何でだよ?この落ち着きはらった雰囲気
ディ:どこが……
ウ:折角だし皆でやるかい?簡単だしね
シャ:僕やります!スタンよりかはましだと思いますけど
ス:言ったなシャルティエ!
シャ:あは☆
リ:ディムロスは得意そうだな
ウ:普段からも冷静沈着といった雰囲気が漂ってるよ
ディ:切り込み隊長ではあったがな。突撃だけでは兵を率いる事はできん
ウ:今後の参考にさせてもらうよ。リオンは?
リ:ん?
ウ:もちろん参加してくれるよね?
リ:当然だ

ウ:激しい運動というわけではないけどまずは柔軟からだね
ス:あーさっきやってた、足広げて体を倒すってやつですか?
ウ:そうだよ。じゃあ押してあげるからやってみようか
ス:お願いしまーす
ウ:じゃあ行くよ
ス:お、おー…イタタタタ!
ウ:スタン君は体は固めのようだね
ス:…はひ、いたた
ウ:次はリオンかな?
リ:頼む
ウ:行くよ
リ:………っ
ウ:普通ぐらいだね
リ:これで普通?!
ス:結構倒れてたと思うんですけど!
コ:ウッドロウ、自分基準で考えるなよ
ウ:平均ぐらいだと思ってたんだが
ス:ウッドロウさんもっと倒れるんですか?
ウ:もう少しぐらいね
リ:押してやるからやってみろ
ウ:いいよ………
ス:うわっ凄い!
リ:やわらかいんだな…!
ウ:ありがとう
リ:だからあんなに開くのか…
ス:何の話?
ウ:スタン君は知らなくてもいいのだよ
ス:そうですか?
コ:平和なやつだな、おめぇ

ウ:準備体操も終わったしやろうか
リ:ここでするのか?お前というやつは(ウッドロウの腰さすり)
ウ:っ、ちがう!精神統一だよ!せ・い・し・ん・と・う・い・つ!!
リ:ちっ…
ス:はいはい、舌打ちしない
コ:変なとこで慣れてるな、スタン
ス:まあね…
コ:それで、どうすんだ?
ウ:胡坐みたいに足を組むんだけど、腿の上に足を乗せるみたいにするんだ
コ:こうか?
ウ:それでいいですよ
ス:痛いんですけど…
ウ:辛ければ軽く乗せる程度でも構わないよ
リ:………
ウ:リオンはできた?
リ:できん
ウ:分かりづらかったかな?こっちの足を…っ(引っ張られて倒れる)
リ:すまん、つい手が出た
ウ:危ないだろう
リ:こんなに近くにいるんだから仕方ないだろ(←?)
ウ:そんなの……宿屋に、戻ってから……(もごもご)
リ:(きゅーん)うんうん、たっぷり可愛がってやるからなー
ウ:ぅ……/////
コ:いちゃつくのはかまわねぇがこれから何をするんだよ?
ウ:ぇ、あ、すまない…

ウ:後は座ってるだけだよ
コ:それだけでいいのか?
ウ:座るだけといっても、心を静かにするんだ。雑念を払い、心を無にするというか
コ:ようは集中すればいいんだな
ウ:そんなところだ
ス:よし、やるぞー集中集中…
リ:………
ウ:そうそう、心が乱れたりするともれなくディムロス君から一撃
ス:えぇ!そんなのありですか?!
ウ:私も慣れないうちはよく叩かれたよ
リ:(叩かれただと…)
ディ:そこ!(バシン
リ:……っう!
ス:い、いい音……叩かれたくない…
ウ:一番手は意外とリオンだったか
リ:ウッドロウが紛らわしい事を言うから…
イ:おいウッドロウのせいにするな
シャ:坊ちゃんが変な風に考えたからですよ
リ:…シャル……後で覚えてろ
シャ:ひぃ!(がーん)

ウ:コングマンいい感じだ
コ:………
ウ:完全に集中してる。意外と向いてるのかな
ス:しゅーちゅー
ウ:声に出さなくてもいいんだよ、スタン君
ス:うーん、そうなんですけど…あ、そうだ(ジョナサンが一匹、ジョナサンが二匹、ジョナサンが三匹…)
ウ:集中してきたね
ス:(ジョナサンが…あ、ジョナサン危ない!そっちは段差が!)
ディ:む、スタンの集中が乱れて…
ス:危ない!ジョナサン!!
ディ:スターン!!(ばしーん)
ス:いいっってぇぇぇぇ!!……ってあれ?
ディ:ここにジョナサンとやらはおらん
ス:よかった〜
シャ:ウッドロウさん坊ちゃんも見てあげてくださいね
イ:いい所を見せようとかなり集中してるぞ
ウ:わかってるよ。最後のお楽しみなんだ
シャ:よかったですね、坊ちゃん!(涙)
イ:今すぐ抱きしめたいだろうに、こんなに堪えて…!(感動)
ウ:さて、どうかな〜

ウ:リオン
リ:………
ウ:リオーン
リ:…………
ウ:りおん?
リ:………(ぴくり)
ウ:(にやり)
イ:あ、悪い顔
シャ:坊ちゃんの負けですね
ウ:ディムロス君
ディ:何だ?
ウ:スタンバイを頼む
ディ:承知した。いつでもいいぞ
ウ:ありがとう。ふふふ
リ:…………
ウ:リオン(耳元でぼそ)
リ:………(ぴく)
ウ:今夜は…サービスしてあ・げ・る(耳に息を吹きかける)
リ:っ!(おぞぞぞぞ/チキンスキン)
ディ:かーっ!(喝)
リ:ぅっ!!!
ウ:あは、引っかかったー
リ:〜〜〜っ、……ウッドロウ…お前幾つだ
ウ:23
リ:…このっ!(抱きしめ)
ウ:わっ?!(抱きしめられ)
イ:可愛いんだろうな
シャ:うん、可愛かった
ディ:時たま本当に成人してるのか疑いたくなるな
ス:おちゃめなんだよ
コ:(おちゃめじゃすまねぇだろ)

リ:そもそも、何しに来てるんだ?
ウ:それは、鍛えるためだよ
リ:今のままで十分だろう?
ウ:リオンは筋肉も付いたし力も上がったから言えるのだろう?
リ:付かないのか?
ウ:……付かない
リ:諦めろ。…それに
ウ:?
リ:抱き心地が悪くなるしな
ウ:……肥えろと?
リ:そうじゃない。今のままがいいんだ
ウ:…そう、言うなら……
リ:よし、帰るぞ
ウ:ああ。私達は宿に戻るがどうする?
ス:俺達も帰ります!
コ:腹も減ったしな
リ:行くぞ

シャ:やっぱ、ウッドロウさんは筋肉付かないんだ
ディ:付きにくい体質なのだろうな
シャ:じゃあパワーアップもできないか
イ:いや
ディ:ん?
イ:ウッドロウは筋肉が付き辛いだけで力は上がっている
シャ:それ凄いじゃん!
ディ:どれほどなのだ?
イ:……煉瓦なら五本ほど折れるぞ。瓦割の要領でな
シャ:うげ…!
ディ:それは…
イ:俺も驚いた…
シャ:で、でも、ミクトランとか追い払えるじゃないか
イ:それは無理だ
ディ:何故?そこまでの力があれば
イ:鈍いからだ
シャ:ああ……
イ:使おうとする頃には押さえ込まれてるだろ
ディ:確かにそのパターンは多いな
イ:もっと注意深くなって欲しい物だ
シャ:へんなとこ鈍いからね
ディ:そうだな
イ:お前に言われたら終わりだ…

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あれです。座禅。足痺れる…というか重なってるとこが痛い うちのウッドロウは精神年齢低い