『様』
「ウッドロウさんにお願いがあるんですけど」
「私に?いいよ、できる範囲で、だけどね」
「ありがとうございます!あ、簡単ですから、とっても」
「それはありがたい。それで、何をすればいいんだい?」
「あのですね、坊ちゃんの事を、『リオン様』って呼んでみてください」
「様をつけるんだね」
「はい、あと、ちょっとだけ注文いいですか?」
「構わないよ」
「少し照れながらでおねがいします」
「照れながら様付けか、うん、いいよ」
「やった!」
「これは反応が楽しみだな」
「あ、イクティノス!いい考えでしょ」
「見てる側としてはとても楽しみだ」
「自分がやらないからって、イクティノスは・・・」
「まあ、そう言うなウッドロウ」
「じゃあお願いしますね」
「わかった」
「ま、僕にはなんとなくどんな反応かわかるんだけど〜」
「俺もだ」
「何か言ったかい?」
「「何も〜」」
「じゃあ行ってくるよ」
「楽しそうだな、ウッドロウ」
「楽しそうだからね」
「ウッドロウさんてば!悪い人だな〜」
「お茶飲むかい?」
「淹れてくれるのか?じゃあ頼む」
「・・・・・・おまたせしました、リオン『様』」
「ああ、ありがと・・・・・・?・・・・・・・・・?!!今、なんて・・・!?」
「あらためて言えと言われると・・・。・・・リ、リオン様・・・」
「お、おお、お前・・・・・・!そうか・・・今までは元・客員剣士と国王ということで立場をそれなりに弁えてきたつもりだが、ウッドロウがその気なら・・・」
「え?ええ?!ちょっ、ちょっと!!」
「主従プレイも有りだな。もちろん僕が、主人だ」
「ま、待った!ストップストップ!!」
「何だ?始めたのはお前だろう、ウッドロウ?」
「そ、れはそうだけど・・・けど・・・!」
「主人の命令は絶対だ」
「・・・・・・はい・・・・・・」
「やっぱこうなったか」
「混乱してもよく考えたら自分に有利だって気付いたな」
「坊ちゃん頭の回転速いし」
「ウッドロウも普段は速いが、こういうことには回転しないからな」
「あ、寝室行っちゃった」
「午後の分の政務は明日にまわるされるな・・・ご愁傷様というやつだ」
「マスターなのにいいの?」
「後でグチを言われるが、どうせノロケになる」
「イクティノスもご愁傷様〜」
「それにしても、昼間から元気だよねー」
「若いからな」
「年寄りくさいこというなよ、イクティノス」
「千年は生きてるぞ」
「それはそうだけど・・・・・・あ、坊ちゃんが出てきた」
「シャワーはばっちり浴びてるな」
「こっち来るよ」
「お前殴られるんじゃないか?」
「ひぃぃ・・・」
「ウッドロウに変なこと吹き込んだな」
「・・・・・・はい」
「よくやった」
「・・・・・・へ?」
「よくやったと言ったんだ。耳が遠くなったか?シャル」
「いや、でも、なんで?」
「シャルティエは殴られると思ってたみたいだぞ」
「普段なら殴ってるが、今日は楽しめたからな」
(S・・・・・・)
「何か言ったか?イクティノス」
「なにも・・・(口に出してなかったはず・・・)」
「こういうおもしろいことなら、また吹き込んでもいいぞ。じゃあな」
「あ、リオン」
「なんだ?」
「ウッドロウは?」
「寝てるぞ。今は入らないほうがいい」
「そんなことはわかってる」
「ふ・・・」
(ドS・・・・・・)
「シャル、なにか言「なんでもありません!!」
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というわけで持ち帰り
おいしく頂かれました・・・よ
称号『ドS王子』
今日も今日とて暴行・暴言!
嫌いなあいつも好きな子も、いじっていじって苛めぬけ!!