長いです。これを全部読むには相当の根気と眼力(めぢから)が必要です
引き返すのは今のうち





『茶会へGO』


「とうっ!」
ウ:え?!
リ:!ウッドロウ!!
「はーっはっはっは!」
ウ:またこのパターンか…
リ:性懲りも無くまた来たのか、ミクトラン!
ミ:寂しいからな!
リ:暇人め
ミ:うるさい!ごちゃごちゃと…
ウ:悪いが私たちは暇じゃないんだ。さっさと下ろしてくれないか?
ミ:こ、こいつ、足さえ着いてれば木の上でも平気なのか…
ウ:ああ。支えられてる感覚があれば平気だ
リ:さっさとウッドロウを放せ!
ミ:ことわ…!おい、暴れるんじゃない!
ウ:どうしてお前の腕の中でじっとしてないといけないんだ?
ミ:落ちてしまうだろうが!
ウ:その時はその時だ
ミ:このっ…!そうか!

ウ:!!
ミ:ふっふっふ。これでどうだ?足は着いてないぞ
ウ:・・・・・・っ!
ミ:(あ、しがみつかれてる。何だこの胸のときめきは)
リ:おい降りて来い、卑怯者!
ミ:は!・・・ごほん。私は今日用事があってきたのだ
リ:用事?
ミ:そう!それは、貴様等を私のティータイムに参加させてやる!
リ:どうでもいい・・・
ミ:な、なんだと!?
ウ:・・・さっきお茶したし・・・
ミ:なんということだ・・・折角お誘いに来たのに・・・!
シャ:はいはい!
リ:シャル?
シャ:僕行きたい!
イ:俺も行く
ウ:イクティノス?
イ:お前らばかり良い物食べてるからな
シャ:僕らだっておいしいもの食べたいし!
ミ:おお、そうか!では早速行こう
シャ:どうやって?
ミ:浮遊クルーザー持ってきた
シャ:えぇーー?!

シャ:わー!速い速い!!
イ:あまりはしゃぐと落ちるぞ
ウ:ミクトラン
ミ:ん?何だ?
ウ:もし私たち全員が断っていたらどうするつもりだったんだ?
ミ:それは・・・
ウ:それは?
ミ:とりあえず、ウッドロウを人質にあの場にいたお前たちを浮遊クルーザーに乗せるつもりだった
リ:ただの脅しじゃないか・・・そこまでして茶会がしたかったのか?
ミ:したかった
リ・ウ:・・・・・・・。

イ:む!これは…
シャ:どうかしたの?
イ:これを見ろ
シャ:あ!これよくヒューゴ邸で見たよ!
イ:ウッドロウのお茶の時間にもよくでてくるやつだ
シャ:これ一度でもいいから食べてみたかったんだよねー
イ:俺もだ。温かい紅茶と一緒に食べたかった
シャ:そうそう。おいしそうなんだけどいつも見てるだけでさ、空かないお腹も空いてくる感じがするんだよね・・・
イ:わかるわかる

リ:ごちゃごちゃ言ってないで食べればいいじゃないか
ウ:目の前にたくさんあるんだし。それに・・・
リ:他にもたくさんあるようだしな
ミ:ん?何か言ったか?
ウ:何も・・・あ、そのお菓子って買ってきた物なのかい?
ミ:そうだ。私が厳選して選んできたものだ
リ:(ワゴン1台分は買いすぎだろ・・・)

シャ:すかー
イ:ぐー
ウ:二人とも寝てしまったよ
リ:満腹になって眠くなったのか…ふあ・・・という僕も眠いんだがな・・・
ウ:じゃあ横になるといい。ミクトラン、何か掛ける物はあるかい?
ミ:すぐに持ってこよう
ウ:ほら横になって
リ:しかし・・・心配だ・・・
ウ:大丈夫、リオンを置いて帰ったりしないから
リ:・・・そういうことじゃ、なくて…
ミ:持って来たぞ
ウ:ありがとう。はい・・・おやすみ
リ:僕が…言いたい、の…は……
ウ:置いてったりしないのに
ミ:こっちの二人の分もあるぞ
ウ:ありがとう。・・・それにしてもよく寝てる
ミ:まったくだな。起こすと悪い、部屋を変えるか
ウ:そうだな
ミ:こちらに
ウ:わかった

ウ:寝室…?
ミ:ああ。ここならあいつらが起きてもわかるからな
ウ:なるほど
ミ:座ってくれ。と言ってもベッドしかないがな
ウ:構わないよ、失礼する。
ミ:酒は飲めるか?いいワインがあるんだが
ウ:少しなら
ミ:少し?
ウ:あまり強くはないんだ
ミ:強そうだがな。飲みなれているというか…受け取れ
ウ:よく言われる…ありがとう。それにしても大きなベッドだな
ミ:これぐらい大きくないと落ちるのだ
ウ:ふふ、寝相が悪いのか?
ミ:笑うな・・・まあそんなとこだ
ウ:私も小さい頃は・・・
ミ:落ちたのか?
ウ:いや
ミ:……だろうな
ウ:ほら、飲んで飲んで。折角開けたのにだめになってしまうよ
ミ:…そうだな。お子様たちが寝ている間は大人の時間というやつだ
  じゃんじゃん飲むぞー!というわけでかんぱーい?
ウ:「?」ついてる
ミ:まあ気にするな

ミ:(大分飲んだな)なかなか飲めるではないか
ウ:私を、なめてもらってはー困るなぁ
ミ:(酔ってる酔ってる)だいぶ酒がまわってるようだが?
ウ:私は酔ってなんかいないぞ!
ミ:酔っぱらいは皆そう言うのだ
ウ:だからぁ私は酔っていないと言っている!
ミ:わかったわかった。(奴らが起きるまでまだまだ時間があるな。では始めるとするか。いい具合に酔ってるしな)
ウ:一人でニヤニヤして気持ち悪いぞぉ…
ミ:気にするな。ところでウッドロウ
ウ:ん〜?
ミ:気持ちいいことしてやろうか?
ウ:きもちいいこと?
ミ:そう、気持ちいいことだ
ウ:わ!……急に圧すなー
ミ:それは悪かった。侘びにいいことしてや・・・
ウ:ストップ
ミ:?
ウ:私に乗っていいのは、吹っ飛んできた仲間とリオンだけだ。降りろ
ミ:(酔いが醒めてる…のか?)
ウ:聞こえなかったのか?降りろー
ミ:(やっぱり酔ってる…)悪いが今は私の方が有利ではないのか?
ウ:っ!この、離せ!
ミ:嫌だねー。では失敬する
ウ:ぁ…やだ……!
  ぶるぅぁぁああ!!!
ミ・ウ:!!
  ぶるぅぁぁああ!!!ぶるぅぁぁああ!!!
ウ:何…この音?
ミ:音というか、声?あ、止まった…
ス:フレイムシュート!!
ミ:あつっっ!!!!!!
ウ:スタン君・・・?
ス:はい。助けに来ましたよ、ウッドロウさん

ウ:どうして…?
ス:それは後で説明しますから、ウッドロウさんはリオンたちの所へ
ウ:・・・わかった
ス:お前、まだウッドロウさんを狙ってるのか?
ディ:いい加減諦めたらどうだ?
ミ:うるさい!お前らに私の気持ちなどわかるものか!
ス:や、普通にわからないし
ディ:わかりたくもない
ミ:!!酷い!

ウ:リオン起きてー
リ:………
ウ:起きないなぁ・・・あ、そうだ。お姫様は、王子様のキスで目が覚める!
リ:僕が姫というのは気に入らないな
ウ:・・・やっぱり起きてる・・・
リ:騒がしかったからな。まあ、しっかり目が覚めたのは耳元で叫ばれた時だがな
ウ:あ、ごめん
リ:いや、おかげで完全に覚めた。二人も起こすぞ
ウ:うん
シャ:あ、起きてます
イ:俺も
ウ:なんで起きてる?
シャ:ウッドロウさんが叫んだあたりから
イ:とっても頭に響いたぞ
ウ:ごめん・・・?
イ:かわいいから許す
シャ:親ばか
イ:・・・・・・・・・
リ:隣の部屋に行くぞ
ウ・シャ・イ:はーい
リ:(あれ?皆子供・・・?退化?!)

ウ:ミクトラン!おとなしく縄につけぇい!
シャ:このお方をどなたと心得る!
イ:ファンダリア王国が主、ウッドロウ・ケルヴィンであるぞ!
シャ:頭が高い!控えおろう!!
ス:はは〜
リ:・・・お前らも乗るな・・・
ス:え〜楽しいのに・・・
リ:今は緊急事態だろ。それで?終わったのか?
ディ:馬鹿ですまんな・・・あそこで燃え尽きてるやつがそうだ
リ:不憫だな・・・わかった。・・・おい聞きたいことがある
ミ:・・・なんだ?
リ:こんなことをした理由だ。どうせくだらんことだとは思うが
ミ:くだらなくはない!私にとっては重要なことなのだ
リ:そんなことはどうでもいい。さっさと話せ
ウ:事情聴取だ!さっさと吐いちまいな、楽になるぞ…カツ丼でもいるか?
ミ:ウッドロウ・・・私はカツ丼よりお前のが
リ:・・・・・・(怒)
ミ:・・・私がこの大きなダイクロフトではまだ一人という事を知ってるな?
リ:ああ
ミ:それで・・・それでな、一人ってのがつまらないし、面白くないし・・・
  そこで、ウッドロウ連れてきて、恋仲になって、子供でも作ろうかなと・・・
リ:馬鹿か貴様は!!!出来るわけ無いだろ!!
ミ:私は天上王だぞ!不可能など無い!
リ:不可能だ!同性だからな!それに、ウッドロウは僕のものだ!!貴様なぞに渡さんぞ!!
ウ:リオン・・・・・・
シャ:あ、ときめいてる
イ:酔ってるせいかいつもよりわかりやすいな
ミ:やってみないとわからんぞ?
ス:ウッドロウさん、ミクトランの近くにいるけど大丈夫なの?
ディ:まずい!
ミ:早速試してや・・・?
シャ:おおーっと!ミクトランに迫られても臆することなく袖を掴んだウッドロウさん!さあ何をする気だ?
イ:おそらく、遥か昔に栄えた島国の伝統的な技を出すつもりだろう
シャ:解説のイクティノス、ありがとう!あ、ここでウッドロウさんが後ろに倒れこみましたよ!そして、腹部を足で持ち上げてますね。そのまま・・・投げたー!!
イ:巴投げだな
シャ:素晴らしい!ギャラリーに感想を聞いてみましょう。どうでしたか?
ス:ウッドロウさんかっこいいです!
ディ:相手の勢いをそのまま攻撃に使うとは…見事だ
シャ:ギャラリーからもいい反応です!お次は・・・
リ:お前らちょっと落ち着け!!

ミ:うお、ぉ?首が・・・おかしくないか?
シャ:あー…ちょっと、傾いてるかな…?
ウ:それで普通だろ?最初からそうだった
ミ:そ、そうか?
ウ:そう
イ:ウッドロウ・・・相当怒ってるな・・・
ディ:そろそろ地上へ帰らぬか?
ス:そうだよ。皆心配してるし、チェルシーなんか手が痙攣してたよ
リ:(痙攣?)そうだな。用もないし。帰るぞウッドロウ
ウ:わかったぁ
イ:ミクトランはどうする?
シャ:ほかっとけばいいんじゃない?
ディ:うむ。ウッドロウ、お前には仕返しできる権利があるぞ
ウ:仕返し?
ス:しといたほうがいいですよ。襲われてたし
リ:襲われた!?
ス:危なかったね、あれは
リ:おい、何かやって来い!殴るとか、蹴るとか刺すとか
ウ:別にいいよ。昔のことだし、もう投げたし
ス:やさしぃ!
ミ:ウッドロウ、お前、なんだかんだ言って私の事が好きなのだろう?
リ:ミクトラン貴様!一度ならず二度までも抱きついて!!
イ:落ち着け。今のウッドロウはかなり怒ってる
リ:?どういうこと・・・
ミ:ちょ、いだだだ!背中踏んで・・・!
ウ:イクティノス
イ:了解した
ス:剣に戻った?
シャ:まさか首を?!
ミ:へ?!やめ・・・!
リ:・・・・・・髪の毛?
ディ:しかも束だな。三つ編部分か
ミ:・・・髪だけでいいのか?
ウ:フィリア君に・・・渡す
ミ:フィリア・・・?
ディ:ほう・・・おもしろいな
シャ:どうなるのかな?
イ:凄いことになるだろ
ス:ちょっとかわいそうかも・・・
リ:ふん。いい気味だ
ウ:じゃあ、帰ろっか?
ミ:え、何されるの?どうなるの??



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ちと長いんで(既に十分長い)分けます
暇で暇で仕方ない天上王
自分は天上王を何だと思ってるんですかね(知るか)